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茶と季節 ・ 2026.06.30

夜のほうじ茶、火の記憶

カフェインをひかえて、香ばしさで一日を閉じる。秋を待つ夜に。

夜のほうじ茶、火の記憶

夜にお茶を飲みたい。でもカフェインが気になる——そんな時間のために、ほうじ茶があります。焙じる工程で刺激はやわらぎ、香ばしさだけが残ります。

炭火で焙じた茶葉は、湯を注ぐと火の香りをもういちど開きます。一日の終わりに合うのは、この「終わった火」の香りなのだと思います。

淹れ方は気楽に。熱い湯で、さっと40秒。渋くなりにくいので、湯温に神経質になる必要はありません。夜は、おおらかに。

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